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2010年01月30日

中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』はフツウのセミナーとここが違う?(4)

中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』のアジェンダについて解説するシリーズの第4弾

中国ナンバー1の検索エンジン・バイドゥ(百度)さんのセッションから、公開されている情報をご紹介します。


野村総研、バイドゥ(百度)、アリペイ(支付宝)による夢の協演!
FCEC・中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』を開催

★中国インターネット利用者の動向
【講師】バイドゥ株式会社 国際事業室 マネージャー 高橋 大介氏
検索サービスにおいて中国のナンバー1、70%を超えるシェアを誇る検索エンジンが「Baidu.com」(バイドゥ・百度)。検索連動型広告のクライアントは中国国内の有力サイトに留まらず、中国EC市場に進出する日本企業や中国人観光客の誘致を目論む日本の自治体・レジャー産業にも広がっており、地域別・時間帯別の検索からランディング、コンバージョンに至るネット上での行動をキーにした利用者動向をバイドゥの分析サービスと共にご紹介。

Baidu(バイドゥ) セミナー情報 2月9日 FCEC・中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』で講演


中国人は、日本人のように[中国 ec 進出]などと単語で区切って検索するのではなく、[中国のEC市場に進出したい]といった文章で検索することはよく知られるようになってきましたが、

「中国では検索している地域によって検索結果が変わる」

といった、検索エンジン側の事情を知る人はまだ少ないようです。
※とあるWeb系のコンサルタントさんにお話ししたら感動されてしまいました。w

例えば、上海の自宅から今夜のディナーで利用するお店を「和食の美味しいお店」などで検索する場合、北京のお店が上位に表示されることはなく、上海および近隣の「和食の美味しいお店」に関する情報が優先して上位に表示されるそうです。

広大な国土を持つ中国ですから当然のことと言えば当然ですが、日本に暮らしている我々が気付かないような“常識”がたくさんあるのが、中国をはじめとした海外でのビジネスです。

バイドゥ(株)の国際事業室で、日本企業の中国向け広告出稿をサポートされている高橋さんからは、そんな視点も織り込んでいただきつつ、バイドゥが中国で提供する各種の分析ツールを用いながら、中国のインターネット検索事情から見たユーザー動向について、事例を交えてご紹介していただく予定です。


例として、昨年末にアップされた下記ブログ記事などをご参考ください。

<中国検索トレンド>ECに弾みをつけるイベント活用法 | Baidu Japan Blog


そして、きっとカンファレンス当日に質問を受けるであろうビッグ・ニュースが、今週27日(水)の夕方に飛び込んできました。

楽天が中国でEC事業参入、百度と合弁会社設立 | Reuters
 [東京 27日 ロイター] 楽天(4755.Q: 株価, ニュース, レポート)は27日、中国の百度(BIDU.O: 株価, 企業情報, レポート)と中国におけるインターネットショッピングモール事業に関する合弁会社を設立すると発表した。合弁会社へは、当初3年間で総額43億円を出資、出資比率は楽天51%、百度49%を予定している。
 両社は、当局の認可を前提に、2010年後半をメドにサービスを開始する予定。中国国内の出店店舗から中国のインターネットユーザーに商品提供を行う。将来的には、日本の楽天市場との連携も視野に入れている。

 楽天によると、中国のインターネットユーザーは09年に約3億8400万人で、世界第1位となった。現在の中国国内EC市場は、個人間が中心だが、今後は企業対個人の市場が大きく成長すると見込まれているという。

 業績への影響は、現時点で見積もりが困難としており、今後の進ちょく状況に応じて精査し、開示すべきものがあれば開示するとしている。


このニュースを検知した時の反応がこちら。w

tyamamotowebark / 山本@五反田
出た! #china_ec RT @junext: ついに楽天が中国本格参入! 百度(Baidu)と楽天が合弁会社設立で合意 http://www.semilog.jp/ at 01/27 16:48



客先に向かう途中の待ち合わせ場所で、ケータイからツイッターを眺めていた時に飛び込んできたニュースでした。

以前から、楽天さんの海外戦略は「現地化」というキーワードをもとに現地の事業者の出店を募る方式と聞いていた通り、日本の事業者や楽天市場の出店社のサポートはまだ先の話しになるようです。


ただ今回の合弁発表を、日中両国のEC・インターネット市場として見ると、こんな構図が出来上がるんですね。

アリババ(タオバオ)+ソフトバンク(Yahoo!Japan)連合

百度(バイドゥ)+楽天(インフォシーク)連合


EC・ネット通販に限らず、検索やポータルといったネット全般の闘いになると、日中それぞれの分野で影響の出てくるプレイヤーがいるのかもしれません。

直接的には、日本のユニクロや千趣会なども出店するタオバオのBtoCモール「淘宝商城」とバイドゥのBtoCモール「百度有ア(口に阿)」の楽天版(?)とのガチンコ対決によって、CtoCから勃興した中国のEC市場でBtoC市場の立ち上がりが加速する動きになってくるのだと思います。

淘宝商城
淘宝商城


百度有ア(口に阿)
百度有ア(口に阿)



さらにもう一つ、中国に限らず日本やアメリカのインターネット業界で話題になっているのが「Googleの中国撤退騒動」です。

こちらについては、経済的な背景に加えて政治的な要素が盛り込まれ過ぎなのでコメントのしようがありませんが、筆者の個人的な意見を下記ブログで表明してきましたので、引用掲載しておきます。

米グーグルが企業姿勢を貫くのは正解だ - 大前研一のニュースのポイント
このような中国政府の状況を考えても、米グーグルが短期的には「企業収益」を犠牲にすることになったとしても、自らの「企業姿勢」を貫くことに私は賛成したい。

「企業の姿勢」と「企業の収益」は必ずしも比例するわけではなく、どちらかを一方的に犠牲にするべきではない。

そのタイミングに合わせて両者のバランスを判断していくことが大切だ。その意味において、今回の米グーグルの「中国撤退も辞さない」という企業姿勢を強調したバランス感覚は素晴らしいものだと思う。





市場の健全な発展と進化のためには、「淘宝商城」の対抗馬が必要なように、「百度」の対抗馬としての「Google谷歌」は必要だと思います。

Googleがシェア・トップになれていないのは、日本や香港・韓国など東アジア各国の「ダブルバイト圏」で共通の課題でしょうから、世界最大のインターネット人口を有する中国には何とか踏みとどまって、百度との切磋琢磨を続けて欲しいと願っています。


あ、Yahoo!もBingも頑張ってください。w


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▼中国ECフォーラムの概要、入会案内資料はこちらから
- EC・ネット通販事業者が唯一参加できる中国向け団体 『FCEC・中国ECフォーラム』 が発足

▼設立記念カンファレンスの詳細、参加申込書はこちらから
- 2/9(火) 野村総研、バイドゥ(百度)、アリペイ(支付宝)による夢の協演!



中国を知る―ビジネスのための新しい常識 (日経文庫)

中国を知る―ビジネスのための新しい常識 (日経文庫)

  • 作者: 遊川 和郎
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 新書




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2010年01月29日

中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』はフツウのセミナーとここが違う?(3)

中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』のアジェンダについて解説するシリーズの第3弾

プレゼンテーションのトップバッターを予定している野村総研さんのセッションから、公開されている情報をご紹介します。


野村総研、バイドゥ(百度)、アリペイ(支付宝)による夢の協演!
FCEC・中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』を開催

★中国EC市場の概況
【講師】株式会社野村総合研究所 コンサルタント 木ノ下 健氏
日本のEC・ネットビジネス市場における定期リサーチでも著名なシンクタンク・野村総研からは、中国EC市場を俯瞰してモール・決済・物流各分野の著名なプレイヤーの動向などを紹介すると共に、東京および北京・上海・香港をはじめとする東アジア各都市で実施した「日本および海外6都市インターネット通販アンケート調査」から得られた知見・考察などをご紹介。



EC・ネット通販業界が参考にする定期リサーチといえば業界団体のJADMA・日本通信販売協会と共に野村総研のレポートがはずせません。

直近は、2009年12月に公表された下記レポートがありますのでご参考ください。

「モバイルEC」が牽引し、BtoC EC市場は5年後に1.8倍の12兆円に
〜2014年度までのIT主要市場の規模とトレンドを展望(2)〜

2014年度までの国内を中心とするIT主要5市場の分析と規模の予測を行いました。2009年12月16日に発表した、ブロードバンド関連サービス市場、放送メディア市場に続く第二弾として、今回は、ネットビジネス市場7分野、モバイル市場4分野、ハード市場5分野についての予測結果を発表します。



倍々成長と言われる中国のBtoC EC市場は、一説には2013年で10兆円規模に達するという情報も飛び交っていますので(2009年は3兆円規模?)、日中両国を冷静に比較するためにも、まずは日本国内のトレンドを押さえておきたいところです。


この野村総研が、中国ECフォーラムのカンファレンスで披露してくれる情報の一部を、公開されているレポートから紹介しておきます。

↓こちらのリンクの一覧から、PDFでダウンロードしていただけます。
NRI Knowledge Insight Vol.6 経営資源のクロスオーバー
アジア向け国際ネット通販事業の成功条件
〜巨大消費市場へのアプローチ方法〜

 NRIが実施した「日本および海外6都市インターネット通販アンケート調査」によれば、日本では一般的ではない海外サイトでのネット通販は、アジア各国では比較的積極的に行われている。結果として、アジア各国都市における海外サイトからのネット通販市場は、東京における国内ネット通販市場と同等の規模となっており、参入を検討するに値するだけの水準に達していると考えられる。
 本稿は、アジア各国向けのネット通販事業を行う上で課題となる点とその解決に向けた方針を整理し、同事業での成功の条件を明らかにする。



A4見開き2ページに渡るこのレポートだけでも価値ある情報ですが、サマリとして公開されたレポートには盛り込めなかった情報はその数倍に及びます。

また、別途作成された「中国EC市場の概要」といったレポートでは、市場規模や商品分野別の販売動向、販売場所=モールや集客手段、決済・物流から顧客サポートまで、主要なプレイヤーの紹介も含めて市場を俯瞰できる情報がまとめられています。


情報ソースがボリュームたっぷりであるものの、時間の都合上40分程度と駆け足でのプレゼンテーションになってしまいますが、中国EC市場の全体像を把握していただくためにも、ぜひお聴き逃しのないように!


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- 2/9(火) 野村総研、バイドゥ(百度)、アリペイ(支付宝)による夢の協演!


野村総研の本

脱ガラパゴス戦略

脱ガラパゴス戦略

  • 作者: 北川 史和
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2009/12/18
  • メディア: 単行本



内容(「BOOK」データベースより)
新興国の「1万ドル」超世帯は、“日本ブランド”を求めている―野村證券金融経済研究所&NRI近未来社会予測プロジェクトチームが描く日本の新たなる成長戦略。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
北川 史和
野村総合研究所グローバル戦略コンサルティング1部長。1967年東京都出身。1992年北海道大学農学部農業経済学科卒業。1994年米University of Madison Applied Economics修士課程修了。同年野村総合研究所入社。専門はグローバルに展開する製造業の戦略コンサルティング、新規事業開発を中心に活動。近年では、中国、欧州、ASEANと活動の場を拡大し、各国の政府、大学、パートナー企業との連携を強化する活動も精力的に行う

海津 政信
野村證券経営役金融経済研究所チーフリサーチオフィサー。1951年東京都出身。1975年横浜市立大学商学部卒業。同年野村総合研究所入社。1994年投資調査部長。2000年野村證券金融研究所企業調査部長。2002年野村證券経営役金融研究所長。2007年7月から現職。日本証券アナリスト協会理事、日本IR協議会IR優良企業賞審査委員長、東京証券取引所上場会社表彰選定委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次
第1章 G20の時代が始まる―金融危機を境に変わる世界経済
第2章 存在感を増す中国と日本の立ち位置
第3章 沸騰する新興国市場、立ち遅れる日本企業
第4章 「一万ドル世帯」を攻略せよ
第5章 産業別に見る「脱ガラパゴス」戦略
第6章 世界が「日本」を待っている―構造改革の必要性について


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中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』はフツウのセミナーとここが違う?(2)

中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』のアジェンダについて解説するシリーズの第二弾は、開会のご挨拶を兼ねて事務局からご案内する「FCEC・中国ECフォーラムとは」です。

野村総研、バイドゥ(百度)、アリペイ(支付宝)による夢の協演!
FCEC・中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』を開催

・アジェンダ
★FCEC・中国ECフォーラムとは?
FCEC・事務局から、フォーラムの主旨や活動内容、入会方法をご案内。



まずは発足時のニュース・リリースから一部抜粋

EC・ネット通販事業者が唯一参加できる中国向け団体 『FCEC・中国ECフォーラム』 が発足
 『FCEC・中国ECフォーラム』とは、中国のEC・ネット通販市場に進出、またはこれから進出しようとする日本企業を中心として、日本や中国でEC周辺サービスを提供するEC支援企業や関連する公共団体が一堂に会し、相互の経験・知見・事例について討議・共有しながら、課題解決の具体策をアウトプットしていく「会員制・参加型のディスカッション・フォーラム」です。



この「会員制・参加型のディスカッション・フォーラム」が中国ECフォーラム運営のキモになると位置付けていますが、これについて解説したのがリリース前に掲載した当ブログの下記記事です。

中国ECフォーラムの発足が決まりました 2009年12月10日
このフォーラムは、我々のようなEC支援企業が一方的にプレゼンテーションする「1:nのセミナー」中心にはなりません。

本気で中国市場に進出し、事業を拡大しようとするEC事業者同士が課題解決できることを理想としつつ、我々EC支援企業もフラットな立場で参加する「会員相互のn:nによるディスカッション・フォーラム」として、ワークショップ中心で運営していきます。



▼「セミナー」ではなく「ワークショップ」
ここで言う「1:nのセミナー」は、IT・ネット業界でも頻繁に行われている見込み客発掘の手法ですが、実はオーディエンスの皆さんの実務にどれほど役立っているか疑問に思うことが多々あります。

例えて言うなら、「提供者側からの広報宣伝の場であって、オーディエンスにとっての課題解決の場ではない」といった印象のセミナーが多いんですね。

それはそれで、ウェブサイトやカタログでは得られないような「情報収集」には役立つのでしょうが、「情報交換」という一つ上のレベルに進むにはプラスアルファの時間と手間を要してしまいます。


「中国EC市場進出の成功事例を一つでも二つでも創出する」

これが中国ECフォーラムのミッションと認識していますが、スピーディかつ失敗の要素を排除しながらこのミッションを遂行するために、「会員相互のn:nによるディスカッション・フォーラム」という「集合知」を生み出す仕掛けによってワークショップを運営していきます。


▼「ワークショップ」で手を動かしながら「集合知」をアウトプットする
グループディスカッションやグループワークと呼ばれる会議手法の経験がある方はおわかりだと思いますが、ご存知ない方は下記ブログにグループワーク風景の写真などがありましたのでご参考ください。

今日のコラム:「WebSig24/7 MT4分科会 第1回イベント」終了
次へとつなげたいグループワーク
ワークグループの時間は全体を5つのグループに分け、僕のグループでは大坂で使った資料を基に、ワークショップ形式でMT4による簡単なWeb制作を行ってもらった。 10分間休憩をはさんで、各グループ1名ずつ代表して発表会を行う。


中国ECフォーラムでは、下記のような構成で運営していく予定です。

◆ ワークショップの運営
・月1回、20名程度の頻度と規模感 ← 5名×4グループ程度
・毎回テーマを絞って具体的に討議 ← 支援企業の分野別に設定する予定
・先行企業や現地情報による課題提起 ← ミニプレゼン
・グループワークによる解決策検討・発表 ← ここがメイン
・軽食付きのディスカッションで親睦 ← 実は重要

開催時間は平日の17時〜19時あたりを予定していますので、さらに議論を深めたい方・ネットワークを広めたい方は自由参加の二次会を仕切ってください。w


ただ、これらの運営方針は発足時のたたき台ですから、これについても会員同士の「集合知」で、日々改善しながらミッション遂行を進めていきます。


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▼中国ECフォーラムの概要、入会案内資料はこちらから
- EC・ネット通販事業者が唯一参加できる中国向け団体 『FCEC・中国ECフォーラム』 が発足

▼設立記念カンファレンスの詳細、参加申込書はこちらから
- 2/9(火) 野村総研、バイドゥ(百度)、アリペイ(支付宝)による夢の協演!

▼グループワークの書籍、みつけました。w

グループワークの専門技術―対人援助のための77の方法

グループワークの専門技術―対人援助のための77の方法

  • 作者: 黒木 保博
  • 出版社/メーカー: 中央法規出版
  • 発売日: 2001/04
  • メディア: 単行本





なお、実は「拡散と収束」だと拡散が得意な山本@五反田は、グループワークには入らない予定です。w

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2010年01月21日

中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』はフツウのセミナーとここが違う?(1)

先週、SellingClubのサイトで告知した中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』の開催主旨およびアジェンダについて、発起人であり幹事会メンバーの一員としての想いなども織り交ぜながら、複数回に分けて補足させていただきます。


野村総研、バイドゥ(百度)、アリペイ(支付宝)による夢の協演!
FCEC・中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』を開催

本カンファレンスは、『FCEC・中国ECフォーラム』が今後のワークショップを通じて討議していくテーマや活動をイメージしていただくことを目的とし、参加各社にとっての中国EC市場の「魅力」と共に進出の「課題」を一つでも具体化して持ち帰っていただくことを念頭に開催します。
日本国内のEC事業にフィードバックできるヒントや事例も各所にちりばめられていますので、「中国進出の成功事例を創出する」ために「失敗の抑止」にも貢献できることを願っています。


こちらの前文に、本カンファレンス企画者としての想いのさわりだけ盛り込ませていただきました。

特に、「魅力」と共に「課題」と表現させていただいた個所には特段の想いがあります。


というのも、中国EC市場の「魅力」だけを語るセミナーやセールス・トークは、この半年だけでもいやというほど聞いてきました。

ウェブアークとしても、もし「JPTao.com」を売り込むためのセミナーを開いていたら、そこで展開するプレゼンテーションは「魅力」の訴求に終始したかもしれません。w


しかしながら、中国ECフォーラムは非営利・ボランティア運営の研究会ですからそうはいきません。

日本企業が中国EC市場に進出し、収益と顧客満足を得ながら成功事例を創出していくには相応の「課題」があり、しかもそこにあるのは顕在化・形式知化された課題だけでなく、我々も知らないような潜在課題があるはずです。

一方、中国など海外進出関連や新しいことを始める時に必ずと言っていいほど語られるキーワードに「リスク」がありますが、このキーワードを耳にすると「思考停止」を想像してしまいます。

事業を拡大するための手段の一つとして海外・中国進出を目論んでいるのに「思考停止」してしまうのは何とも無駄に思えますが、海外の人からよく聞く「日本人は石橋を叩いて渡らない」という揶揄が当てはまるのが「リスクの重視とチャンスの見落とし」ではないでしょうか?

過去記事:中国リスクなんてない!?
戦争・紛争・疫病など、一民間企業の力では抗いようのないリスクを別にすれば、アメリカにもヨーロッパにも、さらには日本国内にも規制やリスクはゴロゴロ転がっているのではないでしょうか?



そんな問題提起の参考資料として、ウェブアークの「JPTao.com」も取り上げていただいた下記特集の前文から、一部引用させていただきます。

【注】揚げ足取りではなく問題提起用の一部抜粋ですから、ぜひバックナンバーをご覧いただいて「夢」の部分もご確認ください。

日経ネットマーケティング2009年10月号[特集1] 中国EC進出の夢と現実
市場規模は2兆円超へ、進出には大きな壁(014p)

日経ネットマーケティング2009年10月号【特集1】中国EC進出の夢と現実
高まる“期待”とぬぐえぬ“不安”
 膨れ上がる市場に対し、日本企業が指をくわえて見ているはずがない。
 ユニクロは2009年4月、中国向けECサイトを開設。中国のアリババ・ドット・コムが運営するECモール「タオバオモール」にも同時に出店し、中国EC市場の開拓に乗り出した。
 一方、パルコの東京・渋谷店はこの9月、アリババの「中国向け輸出支援サービス」を活用し、渋谷パルコに出店している企業の中国進出をサポートしていくと発表した。
 続々と進出が相次ぐ日本企業。共通しているのは、いずれ日本を抜き、世界一のEC市場になるであろうマーケットに対する強い期待だ。
 ただ、同時に中国関連ビジネスを手掛ける企業からは「中国は一筋縄ではいかない」という苦しい声も漏れ聞こえてくる。
 同じアジア圏に属しながら、国の体制も異なれば、国民性や商習慣も違う、さらに言えば、広大な国土を持つ中国は、北京や上海、蘇州、広東など一つの省や都市がまるで1つの国のようで、地域差が大きい。当然、進出にはさまざまなリスクが伴う。



ここで言われる「リスク」あるいは「進出の壁」ですが、それは本当に「リスク」であり「壁」なのでしょうか?

また、その「リスク」を取る人と取らない人にわかれるポイントはどこにあるのでしょうか?


例えば日本国内でも、山間部の消費者(高齢者)と渋谷で買い物をする消費者(若者)とでは、文化・風土や社会常識、場合によっては商習慣さえ異なることがありますから、国の違いを「リスク」と位置付けるなら、少なくともその企業は日本国内に留まって事業展開した方がよいでしょうし、その「選択」はアリだと思います。

それでもとおっしゃるなら、お国が違うのに日本人の価値観を押し付けるような海外進出がうまくいかなかった先行事例を学ぶことの方が重要なのかもしれません。

中国・海外進出にはそんな“違い”があることを組織が正しく認識・共有した上で、リスク=危険よりも機会=チャンスに注目し、予測可能なリスクには手を打ちつつもアクションをスタートさせることを優先し、予測不可能だったリスクはトライ&エラーを経ながら潰していく。

それが「創業・起業」であり「変革」や「経営革新」であり、ユニクロの成長を支えた「経営の意志」ということなのではないでしょうか?


★売上・収益を拡大したい

という願望はあるものの、

★よくわからないことに時間を取られるのはいやだ

と思考停止するのではなく、

★対策すべき課題を見つけたら優先順位を付けて解決していく

とアクションしていく視座や視点ですね。


中国ECフォーラムでは、ワークショップでのグループディスカッションを通じて、中国EC市場進出の「リスク」ではなく解決すべき「課題」を可視化・見える化し、「対策」まで含めてアウトプットしていきたいと考えています。

時間の都合から、今回の設立記念カンファレンスではそこまで深いディスカッションはできないものの、3つの講演とパネルディスカッションの中で、一つでも二つでも参加者の知らなかった「課題」を共有できればと願っています。

その講演の内容については、次のエントリー以降でさわりをご紹介していきますのでご期待ください。


最後に、先に引用した『日経ネットマーケティング』の特集を担当された記者さんのコラムを、本記事のまとめとして紹介させていただきます。

「メード・イン・ジャパン」に求められているもの - 記者の眼:ITpro
 どれだけ中国が巨大市場であろうが、ECサイトを立ち上げただけで夢のような売り上げが期待できると思うのは間違い。中国という国の風習を理解し、企業独自の強さ、そして日本という国が持つブランドの強さの両方を生かす。まだ目立った成功事例のない中国EC進出企業だが、ノウハウを蓄積した先進企業は必ず近いうちに成果を上げると信じている。


原さま
ぜひ一度、飲み明かしたいです。w


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▼設立記念カンファレンスの詳細、参加申込書はこちらから
- 2/9(火) 野村総研、バイドゥ(百度)、アリペイ(支付宝)による夢の協演!


といいつつ、最近は24時で眠くなってしまう山本@五反田の所在地



ウェブアークのスタッフも読みました。

中国ネットビジネス―成功へのポイント

中国ネットビジネス―成功へのポイント

  • 作者: 大亀 浩介
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: 単行本



内容(「BOOK」データベースより)
中国でのオンラインショッピングは2011年に約6兆円に!世界一のネット市場でチャンスをつかめ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大亀 浩介
キャストコンサルティング取締役。1996年早稲田大学卒業。1998年米国シラキュース大学国際関係学修士課程修了。台湾のIT企業などを経て、2004年弁護士法人キャスト入所。2005年キャストコンサルティング入社、2007年取締役。会員制「キャスト中国ビジネス」事業を立ち上げたほか、在中国日系企業のWeb戦略の支援や中国マーケティングのコンサルティングを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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